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ルバイヤート海外文学・小説

感想|『ルバイヤート』四行の宇宙 ― ペルシアの詩人ハイヤームが教えてくれること

2025.04.29

ペルシアの風にゆれる、ひとひらの四行詩。たった四行のなかに、宇宙がある。 「いまを楽しめ」「あしたのことは知らなくていい」千年もの昔、ペルシアの詩人ハイヤームが語りかけたことばです。 それは、いまを生きるわたしたちにも、...

海外ミステリ

感想|『ボタニストの殺人』詩と毒、そして密室の謎

2025.04.07

今回読んだのはM・W・クレイヴンの『ボタニストの殺人(原題The Botanist)』 今作は上下二巻セット。 ワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーの名コンビが活躍する、シリーズ第5作目です。 第1作『ストーンサー...

『ターングラス 鏡映しの殺人』海外ミステリ

感想|『ターングラス』過去と時間が砂のように落ちていく、反転ミステリ

2025.04.14

『ターングラス』のタイトルの下には、副題として「鏡映しの殺人」という言葉が添えられています。 読み終えてその意味がわかってくる頃には「鏡映し」の効果がじわじわと沁みてきます。 物語は二つ収められていて、 ひとつは1881...

海外文学・小説

感想|アグラヤ・ヴェテラニー『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』

2025.03.25

独特なタイトルに惹かれて手に取った一冊 アグラヤ・ヴェテラニーの『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』は、まっすぐ心に届く物語です。 語り手はサーカス団の一員として家族で各地を転々とする少女。 子どもの目線で...

海外ミステリ

感想|『ナイフをひねれば』容疑者として追い詰められる恐怖とひと筋の信頼

2025.03.23

アンソニー・ホロヴィッツのホーソーン&ホロヴィッツシリーズ。 1作目『メインテーマは殺人』2作目『その裁きは死』3作目『殺しへのライン』 今回読んだのは、第4作目となる『ナイフをひねれば』です。 これまでは、ホロヴィッツ...

ノートル=ダム・ド・パリ海外文学・小説

感想|ヴィクトル・ユゴー『ノートル=ダム・ド・パリ』を読む ——15世紀パリの宿命と愛

2025.03.15

15世紀のパリ、ノートル=ダム大聖堂。そこで交錯するのは、愛と権力、そして抗えない宿命。 ヴィクトル・ユゴーの『ノートル=ダム・ド・パリ』(原題:Notre-Dame de Paris)は、ただの恋愛小説ではなく、 美し...

A LINE TO KILL海外ミステリ

感想|アンソニー・ホロヴィッツ『殺しへのライン』ロンドンを離れ、事件は孤島へ

2025.03.09

ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ3作目の『殺しへのライン』 1作目『メインテーマは殺人』、2作目『その裁きは死』と読んできて、やっと3作目を手に取ることができました。  でも、今回のストーリーはこれまでとはち...

アンデルセン「影海外文学・小説

感想|『影』アンデルセンの隠れた名作!影が生まれ、そして……

2025.03.01

アンデルセンといえば、『マッチ売りの少女』や『みにくいアヒルの子』、『おやゆび姫』といった、誰もが知る童話のイメージが強いですよね。 どの物語も美しく、どこか切なさを感じさせる作品ばかりです。 今回ご紹介する『影』は、そ...

海外ミステリ

感想|『クレオパトラの短剣』エジプト神話と19世紀ニューヨークの社交界とミステリ

2025.02.27

今回、キャロル・ローレンスの『クレオパトラの短剣』を読了しました。 序盤ではミステリだと思っていたのですが、読み進めるうちにその印象は大きく変わり、私の中では「歴史小説」に分類したくなる一冊 になりました。 舞...

終着点海外ミステリ

感想|エヴァ・ドーラン著『終着点』は何を映し出すのか?静かに進む英国サスペンス

2025.03.05

本を選ぶとき、これはどんなテーマの本なのか?と、帯を読んだり裏表紙のあらすじを読んだり チェックするのが楽しみの一つ。 今回読んだ『終着点』は、サスペンスの雰囲気をまといつつ、社会派のテーマがじんわりと効いてく...

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