感想|『ルバイヤート』四行の宇宙 ― ペルシアの詩人ハイヤームが教えてくれること
ペルシアの風にゆれる、ひとひらの四行詩。たった四行のなかに、宇宙がある。 「いまを楽しめ」「あしたのことは知らなくていい」千年もの昔、ペルシアの詩人ハイヤームが語りかけたことばです。 それは、いまを生きるわたしたちにも、...
ペルシアの風にゆれる、ひとひらの四行詩。たった四行のなかに、宇宙がある。 「いまを楽しめ」「あしたのことは知らなくていい」千年もの昔、ペルシアの詩人ハイヤームが語りかけたことばです。 それは、いまを生きるわたしたちにも、...
今回読んだのはM・W・クレイヴンの『ボタニストの殺人(原題The Botanist)』 今作は上下二巻セット。 ワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーの名コンビが活躍する、シリーズ第5作目です。 第1作『ストーンサー...
『ターングラス』のタイトルの下には、副題として「鏡映しの殺人」という言葉が添えられています。 読み終えてその意味がわかってくる頃には「鏡映し」の効果がじわじわと沁みてきます。 物語は二つ収められていて、 ひとつは1881...