感想|『クレオパトラの短剣』エジプト神話と19世紀ニューヨークの社交界とミステリ
今回、キャロル・ローレンスの『クレオパトラの短剣』を読了しました。 序盤ではミステリだと思っていたのですが、読み進めるうちにその印象は大きく変わり、私の中では「歴史小説」に分類したくなる一冊 になりました。 舞...
今回、キャロル・ローレンスの『クレオパトラの短剣』を読了しました。 序盤ではミステリだと思っていたのですが、読み進めるうちにその印象は大きく変わり、私の中では「歴史小説」に分類したくなる一冊 になりました。 舞...
本を選ぶとき、これはどんなテーマの本なのか?と、帯を読んだり裏表紙のあらすじを読んだり チェックするのが楽しみの一つ。 今回読んだ『終着点』は、サスペンスの雰囲気をまといつつ、社会派のテーマがじんわりと効いてく...
『乙女の本棚』第42弾、江戸川乱歩(著) × まくらくらま(イラスト)の絵本のような小説『目羅博士の不思議な犯罪』を読みました。 ストーリーに寄り添う青みがかったグレー色のイラストが、不気味な世界をよりいっそう際立たせて...
アシュリィ・エルストンによる『ほんとうの名前は教えない』(原題:First Lie Wins)は、心理的な駆け引きと緊迫感あふれる展開が魅力のサスペンス・スリラー。 単なる謎解きではなく、“嘘をつき続ける人生”が生むスリ...