宇治|平等院の裏散歩!あじろぎの道と鵜飼

あじろぎの道

平等院を拝観後、時間に余裕があったら、のんびり歩いてほしい散歩道があります。

散歩道を歩いて塔の島に渡ると鵜飼の鵜の鳥もいますよ。

ではさっそくご紹介します!

あじろぎの道

下の地図の赤い矢印のルートが、今回歩いた散歩道です。

まず平等院の正門を出たら右に曲がります。

平等院 鵜飼
地図:宇治市観光協会のフリーペーパー

するとすぐにスターバックス平等院店が見えてきます。

スタバ平等院店

すぐ先に階段が見えてくるのでそこを登ると、写真下の遊歩道が見えてきますよ。

まっすぐ行って分かれ道が見えてきたら、左折してあじろぎの道に進みます。

あじろぎ

ちなみにあじろぎ(網代木)とは杭のことだよ。

「網代木」は聞き慣れない言葉かもしれないが、アユの稚魚を捕るための網代という仕掛けを固定するために、川の浅瀬に打った杭のことだ。網代は冬の宇治川の風物詩で、季語としても使われる。

『こんなに面白かった「百人一首」』193ページより引用

あじろぎが出てくる百人一首

百人一首
百人一首

百人一首では権中納言定頼ごんちゅうなごんさだよりが詠んだ第六四首にあじろぎが出てきます。

朝ぼらけ 宇治の川霧 絶えだえに あらはれ渡る 瀬々の網代木

意味は

世が明けていくころ、川をおおっていた霧がとぎれとぎれに晴れて、そのすき間に網代木が見えるようになってきたことだよ。

『こんなに面白かった「百人一首」』192ページより引用

ただただ、宇治の情景美が詠まれたものです。

明け方に冬の宇治川を眺めていて、霧の合間に見え隠れする網代木が、きっと美しく見えたのでしょうね。

それではまた散歩道のルートに戻りましょう。

あじろぎの道の店

ここはとても風情があって素敵な眺めです。

お店もいくつかありますよ。対岸には塔の島橘島が見えてきます。

裏の道

鵜飼|宇治川観光通船

しばらく進むと、下の写真の案内所宇治川観光通船に着きますよ。

ここで鵜飼を見るための観覧船の手続きができます。

鵜飼

乗合船は予約の必要はないですが、貸切船は要予約です。

  • 乗船は18:00頃〜。
  • 2023年度の開催日は7月1日〜9月30日

タイミングが合えば、鵜飼ショーを見学するのもいいですね。

宇治川観光通船

営業時間10:00~15:00
所在地京都府宇治市宇治塔川13番地
電話番号0774-21-2328
交通機関でのアクセスJR奈良線「宇治駅」から徒歩で15分 
京阪宇治線「宇治駅」から徒歩で10分

鵜飼を英語でいうと Cormorant Fishing

パンフレットを見てみると英語で「Cormorant Fishing on the Uji River」と書いてあるのが目につきました。

鵜飼は英語に訳すると「Cormorant Fishing」になるんですね。

Cormorant(コーモラント)=鵜。

海外からのお客さまも多いでしょうから、英語表記は必須ですね。

鵜飼

迫力あるビジュアルの鵜。

宇治川観光通船のすぐ隣は喜撰橋きせんばし。この橋を渡ります。

喜撰橋
喜撰橋

下の写真は喜撰橋の真ん中から眺めた風景。

左側が歩いてきた「あじろぎの道」です。

宇治川
宇治川

橋を渡ると十三重石塔じゅうさんじゅうせきとう(魚霊の供養と橋の安全のためにたてられた塔)時計が見えてきます。

塔と時計

そして見えてきました!

鵜さんたち!

海鵜小屋

鵜ってウミウという種類の渡り鳥なんですね。

鋭いくちばしと爪を持っているよ。

鵜匠のかたが愛情込めて育て、魚を捕れるように訓練し、夏の時期だけ鵜飼ショーをするそうです。

海鵜

こんなに真近で見るのは初めてです。

確かに強そうなくちばし。それに想像していたよりも体が大きい。

鵜

宇治川の鵜飼は平安時代にはすでに行われていたようですよ。

そのことが『蜻蛉日記』の中に記されています。

天禄2年(971年)奈良の長谷寺に参詣した藤原道綱の母は、その往復に宇治を過ぎて、川岸から鵜飼を見物しています。彼女が残した「蜻蛉日記」には川幅一杯に数えきれぬほどの鵜舟が出て、それぞれにかがり火を焚き舟べりを叩いて、夜通し鮎を捕り続けている様子が、興味深く書き留められています。

「宇治川の鵜飼フリーペーパー」の説明文より引用

でも平安時代の後期になると、仏教の教えの影響で殺生が戒められるようになり、鵜飼の文化が衰退・・・。

ついには全面的に禁じられ、十三重石塔を建て魚霊を供養するようになりました。

再び鵜飼が見られるようになったのは大正15年に再興してからだよ。

今では夏の間の風物詩として、期間限定で開催されているそうです。

朝霧橋

朝霧橋
朝霧橋

両側を宇治川に挟まれた人口島。

赤い朝霧橋を渡っていくと、

宇治十帖モニュメント、宇治神社世界遺産の宇治上神社さわらびの道方面へと行けます。

今回は渡らずに平等院方面へと戻ります。

橘橋

橘橋
橘橋から見た風景

赤い朝霧橋を渡らず進むと、この橘橋に着きます。

橋を渡ったら、一周したことになります。

約1時間くらい歩いたでしょうか。

川沿いを歩いていくと、まるじゅうが目印の中村藤吉さんが見えてきます。

宇治川を眺めながら抹茶のスイーツが食べたくなりますね。

店の中に入ってみると待ち時間が長かったので今回はあきらめました。

次回またゆっくり来たいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回はあじろぎの道をのんびり歩いて一周してきましたが、なかなか良いところでした。

渡った橋は喜撰橋と橘橋の2つ。

塔の島には鵜飼がいて、初めて鵜を見ることができてちょっと感激!

次回はもう一つの世界遺産「宇治上神社」や「さわらびの道」を歩きたいと思います。

季節的には紅葉の秋が涼しくて景色も良さそうだなぁ。

Have a nice trip!
平等院のサムネイル